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終活のやることリストは晩年じゃなくてもよくなくないか

終活

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極論を言えば、人の終活は出生したときから始まっているんじゃないかと思います。自然に則れば、年老いて人生の幕を閉じる的なのが大抵であり一般的であり希望でもあるでしょう。けど、実際はそうではない。もしかしたら明日にも不慮の事故で・・・ってこともありうることなのですから。

だから、終活のためのやることリストは必ずしも晩年に近づいてきてからでなくてもよくなくない?って考えるわけです。
そこで大雑把にまとめてみた「終活やることリスト」を恥ずかしげもなく。
(そういう意味では、もしかしたらあの有名な映画「死ぬまでにしたい10のこと」と被る部分が多分にあるかもしれません。)

終活やることリスト

とは言いつつも、映画「死ぬまでにしたい10のこと」とは少し想いというかニュアンスが違うような気もしています。しかし、自分に残された人生と後に残す家族のためにやっておくべき事柄と捉えれば、そう大差ないのかも・・・とも思います。つまりあなた自身の年齢や家族構成や、社会的立場とか人間関係なんかで十人十色百人百色にリストの項目も彩りが変わってくるのではないのでしょうか、ということです。

それなら、何もリストに上げられない?のでは参考にも何もなりませんから、出来得る限り共感できそうな面に的を絞って書き連ねてみようかと思います。一つでも合致できるところがあれば幸いです。

終活やることリスト~まず大きく分けて2つ

自分のためにやっておくべきこと。と、自分以外の関係人(家族や、いなければ親密な関係人など)のためにやっておくべきこと。
上の2つに大別できるか、もしくはどちらにも共通するか、のやるべきことになるかと思います。

例えば、高齢だから性欲は衰えているからエッチな雑誌とかを持ってないとは限らない人は自分の名誉のために出来るだけ整理処分しておくとかは自分のためのやっておくことになるかと。また住まいを常日頃から整理整頓ゴミ屋敷にしておかないは自分のためでもあるし、後始末してもらう家族や関係者のためにやっておくべきことになるので共通していること、なんじゃないかと言えるんじゃないでしょうか。
実に細かくて例としては貧弱ですが・・・。

終活やることリスト~共通も含めて

上記も踏まえて、選びに選び、10項目以内に絞ってみました。以下、それぞれについて少しづつ触れていきたいと思います。
基本順不同ですが、若いうちからできること、それか体力のあるうちにやっておいたほうがいいこと、そしてまた老いてからでも十分間に合うようなこと、と順を追ってみました。

万が一の時の意思表示

これはもう年齢問わず決めておいたほうがいいことと言えるかもしれません。
万一の場合の延命治療や臓器提供。もっと幅を広げれば、重度の治療や怪我などによる入院などもあげられるでしょうし、それに伴う介護などもあるかもしれません。それらに関しては普段からやっておけることはやっておいて無駄はないでしょう。
例)臓器提供意思登録

資産・財産の整理

主に金融資産等をはじめとする、いわゆるお金にまつわることになります。
自分の生活に必要な生活費や老後のための資金など、自分の資産等を把握し、イザという時に知らせておくべき人を決めておくのも大事です。
金融資産・株券等・生命保険など、通帳や証書、印鑑や、もしかしたら貸し金庫の鍵とか、現物の保管や一覧、それからインターネット上の管理なら各WebサイトのIDやパスワードのリストや保存方法などですね。

モノの整理(不用品などの整理)

爪楊枝から不動産まで、モノに関する全てに関して、不要なモノを手放し、残すものについての保管方法・場所を決めておくのがいいでしょう。
あるところの調査事例によると、終活を行なった人の内、半分の方が「持ち物の片付け」などの生前整理や片づけを実施したと回答しているそうです。
長く生きれば生きるほどモノは増えてくるのが常。時間とともに愛着も湧いてくるし、捨てにくくもなる。できることなら最小限にとどめ、可能な限りシンプルな生活を送るのが後々に整理も残されたモノも助かると言えるかもしれません。

サービスの解約や見直し

現物以外の契約などの権利・義務関係です。特に利用していないサービスの解約や見直しは早め早めに整理しておくのが重要です。特に、医療保険や生命保険を見直すことは、今後の生活を考えて良いポイントとなることでしょう。
近年問題になっている加入期間等の現状も踏まえると、人任せにせず、自分でどのような補償となっているのかを簡単に把握しておきたいところです。
加えて、使用していないクレジットカードを複数枚持っている方は、普段の利用頻度やポイントなどの有利不利を踏まえ、順次解約などをされるのが良いかもしれません。
無駄な年会費を取られているケースもあるかもしれません。

デジタル終活

シニア世代の半数以上がスマートフォンを持つ時代となりました。
そこで、パスコードのロックや、メールアドレスのパスワード、Amazonプライムなどのサブスクリプション(月額課金制)のサービスなどについて、大切に把握しておきましょう。
これらをまとめた紙を作成するときは、その紙を普段目の届かない確実な保管場所に保存しておきましょう。
最近のハッキング被害は、実はこうしたアナログな手法である場合もあるからです。

デジタル関連
WebのIDやパスワード管理については以前にも少しまとめた記事もあるのでそちらも参考にしてもらえればと思います。
終活のID・パスワード管理と引き継ぎ

友人・知人リストを作成

ここはマンマップといったところでしょうか。最も身近な家族をはじめ、友人知人へのメッセージにもつながりますが、何かして欲しいと考えている事柄をエンディングノートにまとめておくのも良いかもしれません。普段から日記をつけている人なら、日記を書いていることを誰かに知っておいてもらうのも一つの方法かもしれません。そこから色々と気持ちを伝え、心残りのないように仕組んでおくということもありかもです。
実際の友人や知人のリストの作成に取り組んでいる方は寧ろ少ないんじゃないかと予想します。リスト化をやっておけば後々非常に助かるかもしれませんが、逆にギリギリまで管理するのが大変かもしれません。一般的には、年賀状などを手がかりに、住所や電話番号をまとめておくのが通例ではないでしょうか。
いずれにしても、この項目から以降は終盤になってからでも大丈夫な終活かもしれません。

アルバムの整理

生前整理や遺品整理のシーンで、実家や自宅に残されているアルバムは少なくとも5,000枚以上であることが一般的です。
こうしたアルバムの写真を整理することはとても骨の折れる作業です。
写真の整理については、以下の記事が好評です。

こんな方法もあります。
写真・アルバムなど自宅に未整理のままでおいてある思い出の品々をデジタル化するサービス。
満天:録

遺言を含む家族へのメッセージ

家族へのメッセージは最も大切だと考える人は多いはずです。
とりわけ、遺言書やエンディングノートといった形に囚われる事のないメッセージを残しておきたいと考える方は多いように思います。
実際に手書きの便箋を家族に宛てて、いくつも残されている方もおられるようですし、家族へのメッセージを用意された形式に沿って準備するならエンディングノートがオススメです。
確実に法律に則った方法で資産を分けたいと考える方には、遺言書が味方となるでしょう。
遺言書は遺産分割協議よりも優先されます。
ただし、自筆証書遺言では、書き間違いや内容が曖昧で解釈によって幅ができてしまうことで、無効となる場合もあります。
確実な遺言の遂行をお考えの方は、遺言書の作成を専門家に相談されることをお勧めします(公正証書遺言、または秘密証書遺言)

葬儀の相談と準備

葬儀の準備についても書き残したり、家族伝えておかれるのも重要でしょう。
どのような葬儀を希望するのか、あるいは、希望しないのか、こうしたことを伝えておくことも安心につながります。

葬儀場などの相談には
安心葬儀

墓の準備

墓の準備は、目がいかないことも多いですが、実はとても重要です。どんな弔い方を望み、誰に管理を任せれば良いのかを考えておくという方もいらっしゃいます。
無縁仏となってしまうと、最悪の場合撤去されてしまうこともあるからです。

本気で終活を実行するなら

自分でも家族のためにでもどちらでもいいし、誰かのためにでもいい。
真剣に終活を始めよう、行動にうつそうと思い立ったら、こういう方法もありかもです。

終活の専門家として活動するための知識と情報が学べる終活協議会

・「終活」にかかわるすべての困りごとに対応できるようになる。
・生涯学習なので資格を取ったあとも最新情報を常に学ぶことができる
・さらに・・・
<1>セミナーのスライド資料などが無料で使えるので、終活の講師として活動でき。
<2>エンディングノートやパンフレットなど、活動に伴う販促品が無償で提供され。
<3>専任のスタッフが活動をフォローしますので、安心して終活の相談に対応できます。

終活の講師を目指してみませんか?
一般社団法人終活協議会

という、終活の専門家への道を模索する。そうすることで終活という活動をより深く身近にという手段です。
よく聞きますよね?良く学習し、その学習結果をより一層昇華させるには他人に教えるくらいになったほうがいいと。ヒトサマに教えられるくらいの知識が豊富で奥深いレベルにまで達したら相当高度な活動もこなせるんじゃないでしょうか。

最後に

時々刻々と変化する日常の中で、時間の経過とともにやっておくべきことも様変わりしていくに違いありません。この時点でここまでやったらかもう十分なんてこともないような気もします。
そんなこんなでも、何か一つ、一ミリでも前進して先を考えることができればー

終活とは後ろ向きな活動ではなく、あくまでも未来を見据えた前向きな活動であると私はとらえています。

それから最後の最後にこれだけはくれぐれも注意して欲しいことです。
・考えすぎないこと。
・心配性過多にならないこと。
・苦痛になるくらいならやめること。
いよいよになればケ・セラ・セラ ~Que Sera Sera~です。なるようになるさ
なるようにしかなりませんから

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